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〜 Gluegent Flow 応用編/さらなる活用へのヒント〜ユーザーミーティング レポート

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〜 Gluegent Flow 応用編/さらなる活用へのヒント〜ユーザーミーティング レポート

こんにちは。Gluegentセミナー担当です。今回は2月15日(水)にオンラインで開催したGluegent Flowのユーザー会が開催されました。

今回も、多くのユーザー様や導入をご検討中の方にご参加いただきました。今回はその様子をざっくりとお届けします。

今回のユーザー会は、下記の方向けに開催いたしました。

  • 業務改善を推進されている方、検討されている方
  • クラウド型ワークフローの導入を検討されている方
  • 人事・総務、法務、情報システムのご担当者
  • Gluegent シリーズ製品をご利用の方

内容は以下となります。

プログラム

  1. ご挨拶    サイオステクノロジー株式会社 執行役員 平松寛司

  1. <ユーザー企業登壇>Logic × Security ~2つの視点の融合~

  GMOフィナンシャルゲート株式会社 管理部 法務課 西澤 朋晃 様

  1. <ユーザー企業登壇>"Zero"からのスタート

  株式会社ヴァージニア 管理本部 加藤 徹 様

  1. Gluegent カスタマーサクセス紹介

  サイオステクノロジー株式会社 カスタマーサクセス 山田 倫子

  1. アップデート&ロードマップ   サイオステクノロジー株式会社 Gluegent Flow プロダクトマネージャ 松本 明丈

  2. Q&A

それでは、内容を詳しくお伝えしていきます。

1)ご挨拶

平松より、Gluegent Flowの近況をご報告しました。
2022年にロゴをリニューアルしたこと、比較サイトITReviewやBOXILでの受賞についてご紹介。
2023年の抱負としては、SaaS導入が進んだ組織にも依然として残る人の業務を効率化・省力化・自動化するための機能の拡充をしていきたい旨お伝えしました。
ここからは、実際のユーザー様によるGluegent Flowの導入、運用についてのお話です。

2)<ユーザー企業登壇>Logic × Security ~2つの視点の融合~GMOフィナンシャルゲート西澤 様

まずはじめは西澤様。西澤様は、管理部法務課の立ち上げメンバーとして同社にご入社されたそうです。単にツールの検討だけではなく、稟議周りの決裁権限基準や承認ルールを整備するプロジェクトを担当し、その一環としてGluegent Flowを導入いただきました。
社内にヒアリングを重ねながら現状を把握して理想像を設定し、それらのギャップを整理。
情報セキュリティの視点を大前提としつつ、比較項目として、検索性、閲覧性、入力制御、検討過程、権限設定、費用、連動性を設定。20社以上のサービスから、一次選考、二次選考、三次選考と候補をしぼり、最終的に比較項目の結果とAzure連携が進んでいることからGluegent Flowの採用にいたりました。
社内の規程やルールを変えたり新しいツールを導入する際には何かしらの反対意見が出るのが常ですが、西澤様が社内へのヒアリングを重ねながら周到に準備を進められた結果、計画どおりにスムーズに導入できたとのお話でした。これから導入を検討される方はもちろん、仕事全般の進め方のノウハウとしても皆様に聞いていただきたい内容でした。

3)<ユーザー企業登壇>"Zero"からのスタート 株式会社ヴァージニア 管理本部 加藤 徹 様

続いては総務部のマネージャーである加藤様。入社数日でワークフロー担当に任命されて、何もわからないところから運用を軌道に乗せるにいたるまでの過程をお話いただきました。とはいえ担当はワークフローだけではなく総務の業務全般です。まずは現状把握、あるべき姿を明らかにして、現実と理想のギャップを確認し、優先順位を整理してスケジュールを組むところからのスタートでした。
ようやく導入済みのGluegent Flowを操作する段階になったものの、アカウント管理はワークフローの外( Google Workspace )で行うことなどに戸惑い行き詰っていたところ、弊社のカスタマーサクセスに出会ったそうです。
そこでWeb会議でカスタマーサクセスから質問攻め(!)にあい、自社の課題やビジョンが改めて整理され、業務が進むようになったとのことでした。
最後に、加藤様からは①社内マニュアルを残すこと、②引継ぎを見据えてシンプルな構成を目指すことが大事、と経験者ならではの熱いメッセージをいただきました。明言はされませんでしたが、③カスタマーサクセスを使い倒すことも、十分伝わってまいりました。

4)Gluegent カスタマーサクセス紹介

続いて、2022年3月に発足したカスタマーサクセスについて、メンバーの山田より紹介がありました。カスタマーサクセスは、お客様のビジネス課題の解決や目標達成を支援したいとの思いで発足したチームです。
主な活動としては、導入いただいてから社内展開するまでのご支援や運用フェーズでのご提案、サポートサイトの充実化や情報提供、レクチャー会の開催を行っています。
カスタマーサクセスのWebページはこちら
カスタマーサクセスへのお問い合わせはこちら

5)アップデート&ロードマップ

見出し3の文章Gluegent Flow プロダクトマネージャ 松本より、2022年の振り返りと2023年の展望についての話がありました。
2022年 実施したこと
・ロゴ変更
・UI(画面)の改良
・連携する電子契約サービスの追加
・マスターデータのCSVダウンロード
・Googleドライブの共有ドライブ対応
2023年のロードマップ
a)Googleの電子帳簿保存法対応に関する対応強化
GoogleがJIIMA認証を受け、「特定のマニュアルに従って人が保存する」ことでGoogleの中で電子帳簿保存法に対応できるようになりました。しかしこの方法では手間がかかり、ミスも起こりえます。そこで、Gluegent Flowの自動処理を活用すれば効率化できるのではと考え、開発を進めています。
b) API機能の強化
Gluegent Flowは、現在は「外部システム実行」という機能で外部のシステムを呼ぶことができます。今後は他システムとの連携を強化すべく、外部システムから呼び出してもらえるインターフェースの強化を予定しています。
c) 時間の概念
Gluegent Flowは現在、人が操作することでタスク(申請)が作られます。
これを、時間が来たら自動でタスクが作られるような機能を追加できるよう準備を進めています。

6)Q&A

最後は質疑応答です。西澤様へは導入にあたって反発があったかという質問、加藤様へは引継ぎの難しかった点について質問がありました。

さいごに

今回は、60分にぎゅっと詰め込まれた内容でした。時間が短いという感想もありましたが、多くの情報を得ていただけたのではないかと思います。
新型コロナウイルス感染症の流行も収まりつつありますので、次回は対面での開催が出来たら嬉しいなと考えております。次回のご案内を楽しみにお待ちいただければと思います。
(橘)