2021年7月21日水曜日

おもてなし!テレワークで新入社員と打ち解けよう

いまだCOVID-19による影響下ではありますが、世の中は常に動いていますし、それにあわせて、自身のタスクをこなしている毎日かと思います。そんな中、本年度の新入社員の方々も配属先が決まり、日々様々な知見を吸収しようと奮闘されているのではないでしょうか。


今年の新入社員における状況

テレワークがどんどん浸透している昨今、就職活動されている方はリモート面接が当たり前のように経験されているようです。そういったことが影響しているのでしょうか。本年度の弊社新入社員は皆、リモートミーティングにとまどうこともなく、すんなりコミュニケーションされていました。また、プレゼンするにしても内容が深く掘り下げられていましたし、グループでの発表の際も、メンバーの割り振りや連携が取れているのが十分伝わってくるものでした。今は、就職前に求められているレベルが高いのだな、と痛感しました。これは、今の時代を反映したもの、現代のビジネスに求められている特徴なのでしょう。

期待感や不安に思うことはいつの時代も同じ

さてこのような今の新入社員の人たちに限らず、これまでに入社してきた人たちも、その時代に沿った特徴はあったはずです。例えば景気が長期的に低迷している時期に入社された方は、職を探すにあたり、「自分がやりたいこと」よりも、「自分が出来ること」を冷静に見つめ直してアピールしている人が多いという印象を、あくまでも個人的にですが持っています。もちろんそういった全体的な特徴がそのままステレオタイプ的に各個人にあてはまるわけではなく、皆それぞれの個性がありますよね。ですが、新入社員の方の根底の部分は、いつの時代もそう変わらないのではないかな、とも思うのです。それは、自分がどんなふうに成長していくのかといった期待感と、また同時に自分が通用するのか?という漠然とした不安と、更には「わからないことがわからない」のでどうしたらよいか迷子になってしまったり等。テレワーク前なら、経験のある社員が側で仕事をレクチャーしたり、職場の人間関係を雑談の中でそれとなく教えたり、職場近くのオススメの食事場所に連れて行ったり、色んな形のフォローがあったはずです。こういった地道な「繋がり」から、自然に質問しあえる土壌が出来上がったり、信頼感というものが醸成されていくものだと思っています。

テレワーク時代の課題

ですが、テレワークが浸透していくにつれ、このような「直接的な」ふれあいはどんどん減っていくと思われます。「テレワーク以前」を経験している人同士なら、お互いのキャラクターがわかっているので、チャットで最低限のメッセージを送っても「阿吽の呼吸」のように伝わることもあるでしょう。ですが、信頼関係が無く、探り探りの状態では、質問事項も多くなり、可能な限り誤解が無いように慎重に回答する必要性があるために、それだけエネルギーを使うことにつながりますね。特に新しく入った人は、「これは、誰に質問していいのかな…そもそも質問していいことなのかな」といった、本当にちょっとしたことでも気を使ってしまいがちです。ですが、こういったことを気兼ねなくアウトプット出来るようになり、各人のボトルネックが解消されることで、本来思考すべき事項に集中出来るようになります。そうして初めて、組織としての効率が最適化されるのでしょう。

テレワーク時代のおもてなし

今の情勢では、もはやテレワークはなくてはならないものになってきています。ということは、「直接的なコミュニケーション」 に頼らない信頼構築のメソッドを模索していく必要がありそうです。もちろん1on1を積極的に行うなども解決策の一つでしょう。それを繰り返すことで、「聞きたいことを聞けるようになる」ようになれると思います。ただし、問題はその中身ではないでしょうか。最初はお互いのことがわからないので、どちらも歩み寄る必要があります。ですが、新しく入ってきた人は緊張もするでしょうから、既存の人の方から近づくのはマストでしょう。ですので、「今の会社の文化はこうだから」と押し付けるのはなんとしても避けたいところです。というより、組織とは、新しく入ってくる人達の個性を融合しながら成長していくものだと私は思っています。ではそういった融和を模索した例として、グルージェント内であったことをここに記述してみます。まず、最近リモート歓迎会があったのですが、「愚痴禁止」「おじさんトークが発生したら誰かが止める」等、新入社員の人が話せる空気を出来る限り作っていこうとしていました。また現在は、勤務時間中、常に誰かが参加しているリモートチャンネルを開設して、新入社員の方が「いつでも質問できる」場を用意しています。このように、今いる人達が自ら近づくようにし、また近づける場を明示的に用意することで、新しい人達が出来る限り早く個性を開放できるようになり、その結果、各自の力をいかんなく発揮できるようになっていけるのではないかと思っています。
(Fuji)