【Gluegent Gate】100円で使える?ライセンス体系を詳しく解説

テレワークが増える中で各クラウドサービスへのアクセス制御やSSOのお問い合わせを多くいただきます。Gluegent Gateをご検討の企業様からライセンス体系について詳しく知りたいとお話をいただきます。今回イメージをつけていただくため事例を交えてご紹介いたします。



連携方法は3タイプ

クラウドサービスやWebアプリケーションによって連携方法が異なります。GluegentGateでは下記3タイプの連携方法がございます。どのサービスがどの連携方法になるかの最新情報はWorks with Gluegentを参照ください。こちらで、プロビジョニング(プロビ)と記載のあるサービスが、クラウドサービス 連携(Named)となります。

1.クラウドサービス 連携(Named)

下記サービスに対する連携設定を行います。対象サービスに対して、アカウントやメールアドレス、グループ、組織などのユーザ関連データをプロビジョニング(作成・更新・削除)します。これによりユーザ関連データを一元管理できます。※対象サービス毎に管理可能なデータの種類は異なります。(2021/4/9現在、アルファベット順)

Adobe Creative Cloud

Adobe Document Cloud

Box

cybozu.com

Dropbox Business

eセールスマネージャー

Garoon

Google Meet

Google Workspace

HotProfile

kintone

LINE WORKS

Mail Luck!

Microsoft Teams

Microsoft 365

PrimeDrive

Salesforce

Slack

SPC Mailエスティー

Zscaler Internet Access



2.汎用 SAML 連携(SAML SP)

SAML 2.0 に対応している全世界の数千以上の Web アプリケーションに対してSSO連携設定を行います。現在検証ずみのサービスはWorks with GluegentでSSOと記載されたサービスになります。記載がなくてもSAML 2.0 に対応していれば連携可能です。

3.汎用 WEB アプリ連携(代理認証)

SAML などの外部認証機構に対応していない Web アプリケーションに対して、ログイン画面 (URL)に対してSSO連携設定を行います。

連携方法によって使えるサービス数が異なる

Gluegent Gate Business 1 ライセンスで使えるサービス数が連携方法によって異なります。Gluegent Gate Business 1 ライセンスで、クラウドサービス 連携(Named)は1サービスが使えます。もしくは、汎用 SAML 連携(SAML SP)及び、汎用 WEB アプリ連携(代理認証)の合計3サービスが使えます。つまり、SSO 連携(汎用 SAML SP、代理認証) は1 ライセンスで3サービス(URL)までご利用いただけます。また、SSO 連携(汎用 SAML SP、代理認証) では、利用する連携サービスの合計ライセンス数➗3のライセンス数が必要となります。




3つのケースで紹介

端末認証やAD連携などのオプションを省いた下記3つのケースで必要ライセンス数を紹介します。各クラウドサービスの利用状況と、クラウドサービスごとの分類、そして必要構成を各事例でご紹介します。

事例1:

(利用状況)

Google Workspace: 1ライセンス


(分類作業)

クラウドサービス 連携(Named) 

 Google Workspace:1ライセンス

  →合計:1ライセンス


(必要構成)

Gluegent Gate Business :1 ライセンス

が必要となります。年間契約が必須となりますので、100円*12ヶ月*1ライセンス=1,200円(税抜)でご利用いただけます。年間契約にはなりますが月額100円でご利用いただけます。



事例2:

(利用状況)

Google Workspace:50ライセンス

kintone:20ライセンス

LINE WORKS:10ライセンス

Zoom:10ライセンス

GitHub:20 ライセンス


(分類作業)

クラウドサービス 連携(Named) 

 Google Workspace:50ライセンス

 kintone:20ライセンス

 LINE WORKS:10ライセンス

  →合計:80ライセンス


SSO 連携(汎用 SAML SP、代理認証)

 Zoom:10ライセンス

 GitHub:20 ライセンス

 →合計:30 ライセンス

 計算:30 / 3 =10→必要ライセンス数:10ライセンス


→合計:90ライセンス(=80+10)


(必要構成)

Gluegent Gate Business : 90 ライセンス

が必要となります。100円*12ヶ月*90ライセンス=108,000円(税抜)でご利用いただけます。



事例3:

(利用状況)

Microsoft 365:30ライセンス

Salesforce:10ライセンス

Slack:30ライセンス

楽楽精算:20ライセンス

TeamSpirit:20ライセンス

OBIC7:20ライセンス

Concur:20ライセンス

自社作成クラウドサービス:30ライセンス

自社作成イントラサイト:30ライセンス


(分類作業)

クラウドサービス 連携(Named) 

 Microsoft 365:30ライセンス

 Salesforce:10ライセンス

 Slack:30ライセンス

 →合計:70ライセンス


SSO 連携(汎用 SAML SP、代理認証)

 楽楽精算:20ライセンス

 TeamSpirit:20ライセンス

 OBIC7:20ライセンス

 Concur:20ライセンス

 自社作成クラウドサービス:30ライセンス

 自社作成イントラサイト:30ライセンス

 →合計:140ライセンス

 計算:140 / 3 =46.7→必要ライセンス数:47ライセンス

→合計:117ライセンス(=70+47)


(必要構成)

Gluegent Gate Business : 117 ライセンス

が必要となります。100円*12ヶ月*117ライセンス=140,400円(税抜)でご利用いただけます。




いかがでしたでしょうか。新しいサービスと連携する際に購入済みライセンス数内でしたら新しく試していただくことも可能です。色々連携することで貴社でのサービス利用の管理の簡略化やセキュリティー強化を行い、更なるDX推進を行いましょう。


Gluegent Gate Enterprise(500円/月/ID、税抜) にすれば、クラウドサービス連携も SSO 連携も無制限になりますので、平行してご検討いただければと思います。なお、ライセンス体系については、クラウドコンシェルジュのお知らせでも詳細記載ございますので、併せて参照ください。


(Tsukada)