2019年10月2日水曜日

外国人から見た「日本で働く」ということ

皆さん、はじめまして。グルージェント開発部のジャレド・ウォレスと申します。名前から推測できるかもしれませんが、私は日本人ではなく、生粋のアメリカ人です。簡単に自己紹介すると、私はアメリカのワシントン州出身で、ワシントン大学で日本語を専門として、2017年に卒業しました。大学3年生の頃に、一年間青山学院大学でも勉強をさせていただきました。2018年の夏から半年長野県の観光地のホテルで働き、2019年の1月からグルージェントに勤めています。合計2年間程日本に住む経験を積んでおり、趣味は紅茶・コーヒー、ゲーム、料理です。

これから、日本で働く外国人の経験、リモートワークの海外勤務、多様性のメリット、アメリカの働き方との違い等について話したいと思っています。本記事では、ひとまず外国人の「日本で働いていて感じること」とその考え方について説明していきます。

ほとんど日本人

私が初めて来日して思ったのが、日本がほかの国と比べて極めて外国人が少ないことです。もちろん観光地等では外国人をそれなりに見かけますが、その多くが観光客や留学生で日本の社会環境に外国人が与える影響度はほとんどありません。その結果、日本独自の文化、感覚による暗黙のルールを前提とした社会環境になっていて、そこへの理解や批判の意見を見てみても同じようなものが多いように感じます。

海外では、様々なバックボーンに支えられた文化、感覚で課題を論じますので、社会、会社、個人等、様々な階層、コミュニティで常に問題提起が行われ、とある特定の国のルールが前提にはなりにくく、社会環境への理解や批判も様々な視点があるように感じます。

日本で働く=長時間労働

多くの国の人からすると「日本人は働きすぎ」という共通認識があると思います。理由は様々だとは思いますが、そもそも勤務時間が長いのと、残業に対しての考え方の違いは大きいと思います。

アメリカは州によって法律の詳細が少し変わりますが、基本的な勤務時間が休憩時間を含めた8時間となっています。残業時間に関しては個人として可能な限りやってはいけないことで、会社としてはやらせてはいけないことだと認識されています。一方、日本では残業は当たり前でしょうがないと考えられているように感じます。個人レベルでは「残業しなければ仕事が終わらない」とか「残業代がないと収入が減る」と認識され、会社視点では「ある程度の残業はやってもらわなければ仕事が回らない」という認識がされているのではないでしょうか。もちろん、最近の「働き方改革」の一環で残業に関しての考え方は変わってきてはいますが、まだまだ多くの会社では前述の感覚が残っているように思います。
※ちなみにグルージェントでは残業はほとんど発生していません。念のためフォロー(笑)

仕事に対する考え方

日本で散見される「仕事が人生の中心となる」風潮は不思議でなりません。
正直、「働き方改革」を実現するためにはまず「仕事に対する考え方改革」をする必要があるように感じてしまいます。海外(少なくともアメリカ)では人がそれぞれ自分の生きがいや時間の使い方を決め、仕事の優先順位は2番目か3番目ということが普通であり、会社もそういうことが前提として経営されています。
ちなみに、「過労死」という言葉は英語では存在しませんし、なんでそんなことが起こるのか理解するのが困難です。

次回予告

以上、少しネガティブになってしまったかもしれませんが、日本で働いていて感じることについて話させていただきました。
次回は多様性・ダイバーシティのメリットを話したいと思っていますので、皆さんもお楽しみにしてくださいませ。

ジャレド・ウォレス
Jared Wallace

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