Gluegent Flowで社内回覧を簡単に

弊社製品Gluegent Flowのご利用ケースとしては、経費精算や稟議などの承認プロセスが多いようですが、例えば内部周知のための回覧といったプロセスも、簡単に実現できます。
今回は、申請者の部署内メンバに対して添付資料を回覧してもらうモデルをご紹介します。

◯回覧用モデルの作成


回覧用のロールを作成する

ここでは、営業部グループであるeigyo@xxxx.xxxx.xxxxを回覧対象としています。
以下のようにgroupIdとmanagerIdに同じメールアドレスを入力し、設定画面->モデル管理->ロール管理からインポートを行ってください。


回覧用のモデルを作成する

次に、モデルを作成していきましょう。
設定画面->モデル一覧で新規作成ボタンをクリックします。


モデル新規作成画面が表示されるので、名前に「回覧」を入力します。



次に入力フォームで、以下の図のように添付ファイル選択項目を作成します。



最後に経路を編集します。
図のように、左側経路一覧から「決済待ち」を削除し、名前に「回覧」を入力、実行可能な処理(ボタン)から「却下」と「差し戻し」を削除し、「承認」右の編集ボタンをクリックします。



表示された実行可能な処理(ボタン)の編集画面で、名前に「読了」を入力、ボタンの種類は「終了(全)」を選択し、「グループが…」にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。



「回覧」経路の担当者設定で、ロール設定は「直属の階層のロールだけが対象」で「回覧対象」を選択し、スキップ設定は「以下の場合、スキップを許可する」、スキップ時の処理は「読了」を選択します。



以上により、営業部グループの方が申請された場合、営業部全員の方が「読了」した場合に終了となるモデルが作成されました。
他のグループでも回覧を行いたい場合は、ロールにそのグループを「回覧対象」として追記してください。

◯回覧タスクを申請、処理する


回覧を申請する

それでは、このモデルから営業の方が申請した場合を見てみましょう。
図は申請時の画面ですが、回覧の担当が「営業」になっていることが確認できます。


申請後、タスク一覧を表示すると、担当者に営業グループが設定されていることが確認できます。



回覧を処理する

回覧担当者が処理する際も、図のように営業部のメンバーが表示されています。



そして、全ての営業部のメンバが「読了」処理を行うと、終了状態となります。



以上、Gluegent Flowで回覧を行う方法をご紹介しました。
このように、Gluegent Flowは承認プロセスを実施するいわゆるワークフローだけでなく、様々な社内プロセスにご利用いただける製品となっています。
ご興味を持っていただけましたら、弊社ホームページから是非お問い合わせください。