Gluegent Gadgetsを使った旧サイトを新しいGoogleサイトへの変換ツールで移行してみた

当社が提供するGluegent Gadgetsに関して、Google Sitesの「新しいサイト」への対応状況を以下の記事でご報告してきました。
この対応が5月29日にリリースされました。
また、Googleサイトで「以前のGoogleサイト(以降、旧サイト)」から「新しいGoogleサイト」への変換ツールが公開されました。
この変換ツールは、旧サイトでGluegent Gadgetsを含めた社内ポータルサイトの移行に悩んでいた方には朗報ではないでしょうか。ただし、公開されたばかりでどのような使い方か情報が出回っていない状況です。
今回は、Google社が提供する変換ツールを使って、これまでに作ってきたGluegent Gadgetsを含む旧サイトを新しいサイトに変換する流れをご説明します。

新しいサイトへの変換

変換対象のサイトを表示します。編集権限があれば画面右上にギアアイコンが表示されます。こちらをクリックし、「サイトを管理」をクリックします。

「新しいサイトに変換」をクリックします。「開始」をクリックします。「同じユーザーと共有する」のチェックは必要に応じてオンにしてください。

変換が完了し、下書き状態のサイトが作成されると、メールが届きます。本文のリンクをクリックして下書き状態のサイトを確認します。

変換は正常に行われますが、残念ながら、Gluegent Gadgetsは変換できません。

Gluegent Gadgetsのコピー

先週(5/29)、旧サイト用のガジェットに新しいサイト用URLが表示できる機能をリリースしました。
各ガジェットに画面右上にギアアイコンが隠れています。マウスカーソルを当てると現れますので、クリックして「新サイト移行用URL表示」をクリックします。


表示されたURLをコピーします。

Gluegent Gadgetsのペースト

下書き状態の新しいサイトで「挿入」メニューの「埋め込み」をクリックします。

表示された画面のURL欄に先ほどコピーしたURLをペーストします。

URLをペーストするとガジェットのプレビューが表示されます。正しく表示されたら「挿入」をクリックします。

ガジェットが追加されます。表示されたガジェットを移行に失敗した場所にドラッグします。

移動できたら移行に失敗したガジェットは削除します。

このように全てのガジェットのコピーが完了したら、新しいサイトを公開してみましょう。

いかがだったでしょうか。思ってたよりも簡単に新サイトへ変換できることがお分かりいただけたのではないでしょうか。現状の変換ツールでは、旧サイトで作り込んだデザインをそのまま新サイトへ移行できないケースもあるようですが、1から新サイトで作ることを考えれば大幅に効率化できると思います。ぜひチャレンジしてみてください。