ID & IT Management Conference 2016- 出展レポート

9月16日(金曜日)に、ID&IT2016に出展致しましたのでご報告させていただきます。ID&ITは、IDに関する最新動向や最適なソリューションを紹介する専門的なイベントで、今回で6回目の開催となりますが、グルージェントは今回初めて出展させていただきました。
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テーマは「Gluegent Gateで実現。あなたも今日からIDaaS。」とし、クラウドに対するシングル・サインオン(SSO)、認証・認可、統合ID管理を実現するためのIDaaSである弊社サービス「Gluegent Gate」を出展させていただきました。
※「IDaaS (IDentity as a Service」とはクラウドやオンプレシステムなどのアプリ ケーション利用に必要な「ID管理機能」や「認証機能」を、アプリケーションと は切り離された箇所でクラウド型として提供するサービスです。
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昨今、GoogleやOffice365の利用ニーズが高まる中、既存システムをそのまま活かした運用を行うため、社内やデータセンターに自社認証システムを構築されているお客様もいらっしゃるかと思います。しかし、クラウドサービスの追加やAPIの度重なる仕様変更により、自社認証システムの改修が随時発生します。これにより、改修作業に対する予測が難しいコストの発生および社内のリソース消費が増加する傾向にあります。この不確定なコスト発生のリスクやリソース消費の問題を提言し、オンプレミスとクラウドサービスの橋渡しを実現するIDaaSが「Gluegent Gate」です。
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また正午に実施した協賛セミナーでは以下のような説明をさせていただきました。
  • クラウドサービス活用によりクラウドからオンプレミス、モバイル端末からの業務システム利用、グローバル化による海外からのシームレスな利用と言ったIT環境の変化に伴い、従来のネットワークにおけるセキュリテイ対策では限界がある。
  • 従来のセキュリティの境界線をネットワークとするのではなく、ID(アイデンティ)を境界線とし、ID管理によりクラウド・モバイル・グローバル環境でのセキュリティを実現するための変革が必要。
  • しかし、そのID管理を自社内のオンプレミスにおいてクラウドサービスとの連携を実現しようとすると、クラウドサービス側の度重なる仕様変更に対応するために都度、労力とコストがかかってしまう。
  • そこでIDaaSである「Gluegent Gate」をフェデレーションと位置づけ、クラウドサービスと社内SSO・ID管理システムと連携することにより、既存システムを活かしながら、様々なクラウドサービスとも柔軟に連携でき、上記ID管理を実現できる。この結果、クラウドサービス導入を躊躇している企業様も導入に踏み切ることが可能。

セミナーの他、弊社ブースに立ち寄っていただき、興味深く聞き言ってただいた方も多くいらっしゃいました(弊社ブースならびにセミナーにお越し頂いた皆様、ありがとうございました!)
クラウドサービスを提供する立場から、今後もこのような展示会・イベント等を通して情報発信ができればと思います。