2020年8月5日水曜日

セキュリティサービスご導入…の、その前に

現在の情勢から、テレワークへの移行が加速している模様です。そのような中、組織でその移行をご担当される方は、導入にあたってどのような点を考慮されるとよいのでしょうか。今回は、弊社製品Gluegent Gateを例にとって、そのあたりを簡潔に述べたいと思います。ただ、どのような製品/サービスであっても、進め方は同様になるかと思います。


なによりもご要件を確定する

まず弊社製品Gluegent Gateですが、クラウドサービスへのSSO(シングルサインオン)やアクセスコントロールを特徴としたサービスとなっております。私はその職掌上、左記製品のご契約前のご相談への対応や、ご契約後の導入支援を行うことが多いのですが、その際「とにかく早急に端末制限を行いたいのですが…」といった、ざっくりとしたご依頼も度々見受けられます。組織のセキュリティ担当者に指名されたけれども、いざ実施するにあたり、具体的にどのようにすればよいのか?と戸惑われているケースでしょうか。このような場合、Gluegent Gateであればまずは以下の点をヒアリングすることでご要望を整理し、その上でご要件を確定することにしています。

・(特にご契約前の段階で)Gluegent Gateとの連携を想定されているクラウドサービスやアプリケーション(特にスマホアプリ)はどのようなものですか?
・(特にご契約前の段階で)ID源泉となるADやLDAPはご利用されていますか?また、ユーザ/グループ情報はADやLDAPから取得することを想定されていますか?
・対象のご利用端末は、PC/スマホ/タブレットのうちどれ(または複数)になりますか?
・社内ネットワーク内でのご利用、またはキャリア回線/公衆回線などからのご利用はありますか? ・クライアント証明書による端末制御は必要ですか?また、クライアント証明書の配布方法に対するご要望はありますか?

以上によって、おおよそのご要望は把握できますので、それに沿ったご提案が行えることになります。どのような製品/サービスでも、「実現出来ること」の範囲があります。従いまして、ご要望にそえる点、そうでない点を明確にして、まずはご要件を確定させることが重要になるでしょう。

利用者への負担を可能な限り軽減

セキュリティ製品を導入しても、利用者側にとって操作が難解であったり、また従来との変化が大きかったりすると、作業効率が落ちるといったデメリットが強調されてしまうことにもなりかねません。そこで、例えばGluegent GateのSSOにより、複数クラウドサービスへのログインが都度発生ではなく1度になるように集約することで、結果的にID/パスワードは1つだけ覚えておけば良くなること、認証もID/パスワード(従来と同じもの)+証明書といったバランスの取れた構成とするなど、ユーザへの負担を極力軽減することがポイントとなるでしょう。

移行作業発生の可能性

既にクラウドサービスをご利用されている状態でGluegent GateとのSSO連携を行う場合等、移行作業が発生するケースがあります。そのため、できるだけ管理者とエンドユーザへの負担が大きくならないよう検討する必要がありますし、また事前の周知もふまえたスケジュール調整も重要になります。

費用面への考慮

どのような製品でもそうですが、高機能になればそれだけ費用が嵩みます。例えばよくご質問されるケースとして、「その端末にしかインストールできないようなクライアント証明書はありますか?」というものがあります。結論としましては、そういった製品は存在しますし、更には端末自体を制御する製品(EMM等)や仮想化端末といった製品もあります。ただこういった製品は一般的に高額になる傾向にあるため、ご予算を考慮してご検討されると良いかと思います。

継続的なご運用を

セキュリティの強度が確保できて、かつ利用者側も不便なく利用できていたとしても、管理者への負担が大きくなってしまっては、継続的なご運用が難しくなってしまうことでしょう。管理者の担当業務には、社員の入退社や異動、新規サービスの追加導入、利用端末の管理など、多岐にわたります。そういったことへの対処として、例えばGluegent Gateであれば、プロビジョニング機能を利用することで(プロビジョニング対応している)複数のクラウドサービスへのユーザ管理を一元化できたり、クライアント証明書の一括申請機能など、様々な便利な機能がございます。こういった機能を事前に把握してご活用いただくことで、ご無理のないご運用を目指していただきたいと思っております。

以上、セキュリティサービスご導入に際しての概要やポイントを、特にGluegent Gateを例にとってご説明してきました。導入にあたっては、製品それ自体の特徴だけではなく、継続的なご運用までをご検討いただくことが肝要となるかと思いますので、製品の担当者とそれらを踏まえて事前にご相談されると良いのではないでしょうか。それでは、これからご導入をご検討されている場合のご参考になれば幸いです。
(Fuji)


Gluegent Gate

2020年7月29日水曜日

AWSのロードバランサーでGluegent Gate認証をしましょう

皆さん、こんにちは。グルージェント開発部のジャレド・ウォレスです。クラウドサービスの普及にともない、物理的なサーバーなどの社内インフラをクラウドに移行している会社は少なくないでしょう。今回の記事では皆さんにAWSクラウド上にあるインフラにGluegent Gateの認証を連携し、楽でよりセキュアなアクセス方法をご紹介していきたいと思います。具体的には、Gluegent Gateの汎用SAMLをAmazon Cognitoと連携させ、ロードバランサーで認証を行ってみます。

構成の背景

AWS環境に社内で良く使うアプリがEC2インスタンスに稼働している前提とします。実は特定のインスタンスではなくても、ECSなど、EC2上のターゲットグループの対象になるものであれば様々なサービスが利用可能になります。本記事ではシンプルに説明するためにEC2インスタンスに静的コンテンツを提供するnginxサーバーを用意しました。

インスタンスのDNS名をブラウザーでアクセスしてみれば、アプリのページが表示されます。
http://ec2-xx-xxx-xxx-xx.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com/
(※セキュリティーグループのルールによって直接アクセスできない、または特定のソースIPでないとアクセスできない場合があります)

ロードバランサーを作成します。すでに利用されている方はセキュリティーグループとロードバランサーのルールを確認しましょう。

ロードバランサーの作成

EC2コンソールからロードバランサーの画面を表示し、「作成」ボタンを押します。

Application Load Balancerを選ぶ
基本設定、リスナー、アベイラビリティーゾーンを定義する
リスナー以外の設定は任意です。リスナーはできるだけHTTPSを使いましょう。証明書を用意するのが厳しい場合、HTTPリスナーのみでの作成になり、Gluegent Gateによる認証は正常に動作しない可能性があります。後ほどリスナールールを定義する時にHTTPからHTTPSのリダイレクトルールを含めて説明します。

デフォルト証明書を選択する
アクセスされるドメインの証明書を選択します。

セキュリティグループを定義する
HTTPとHTTPSの接続を受けますので、80と443を開けます。ソースは任意で、社内IP指定でも構いませんが、Gateで認証を行うため特別な事情がなければ任意の場所でも安全と思われます。

ルーティング設定を定義する

こちらのターゲットグループの設定は自分のアプリによります。私が使っているnginxは80になっているので、そのままで問題ありません。

ターゲットを登録する
EC2インスタンスを下の方から選択して、「登録済みに追加」のボタンで登録済みターゲットのリストに追加します。

次の画面から内容を確認し、「作成」を押します。
ロードバランサーが作成されます。アプリインスタンスのセキュリティグループにロードバランサーの通信を許可するルールを追加しましょう。

HTTPリスナーのリダイレクトを設定する
転送ルールを削除し、リダイレクト先のルールを追加します。「更新」ボタンを押します。

念のため、ロードバランサー経由のアクセスを試します
https://example-app-lb-xxxxxxxxx.ap-northeast-1.elb.amazonaws.com/
または(ドメインのDNS設定を完了した場合)
https://my-app.my-domain.com/
無事にアクセスできましたね。では、Cognitoの処理に進みましょう。

Amazon Cognitoのユーザープール作成

Amazon Cognitoのコンソールからユーザープールの管理を選択し、「ユーザープールを作成で」始めます。

プール名を入力し、「ステップに従って設定する」を選ぶ
必要な標準属性を指定する
こちらのテキストをじっくり読んでいただけると「プールの作成後に、これらの要件を変更することはできません」という点が目立つと思います。アプリによりますが、プール作成時に何が必要なのかはまだ未定の場合、または変わってくる可能性がある場合この項目を未入力(メールさえも外す)ことをおすすめします。

ここから確認画面までデフォルト設定で問題ので、確認画面まで「次のステップ」で進みます。最後の画面で内容を確認したら「プールを作成」を押します。
CognitoでSAML IDPの設定を行う前にGluegent GateのSAMLメタデータを取得する必要があります。

Gluegent Gateの管理画面にログインし、「システム」メニューから「テナント情報」の画面をアクセス
メタデータのダウンロードが終わりましたら、Amazon Cognitoの画面に戻り、左側のメニューの「フェデレーション」に「IDプロバイダー」をクリックし、SAMLを選択します。

SAML設定を行う
Gluegent Gateの管理画面から取得したSAMLメタデータファイルをアップロードし、Gluegent Gateをプロバイダー欄に入力してから作成ボタンを押します。そうすると、以下のように「アクティブなSAMLプロバイダー」下に表示されます。
左側のメニューの「全般設定」に「アプリクライアント」にアクセスし、「アプリクライアントの追加」をクリックします。

アプリクライアント名を入力し、アプリクライアントを作成する
デフォルト設定で問題はないので、アプリ名を入力しアプリクライアントを作成します。ここに「詳細」を押すとアプリクライアントのシークレットが表示されます。このシークレットは後ほど重要になりますので、この画面で確認できることを覚えてください。

左側のメニューの「アプリの統合」から「アプリクライアントの設定」をクリックする
有効なIDプロバイダで先程作成したGluegent Gateにチェックを入れ、コールバックURLを入力します。尚、ロードバランサーで認証を行う場合、コールバックURLは https://<アクセスのドメイン>/oauth2/idpresponse という決まった方式でなければなりません。カスタムドメインをご利用の場合はそちらの入力してください。

左側のメニューの「アプリの統合」から「ドメイン名」をクリックする
Amazon Cognitoドメインを取得します。アプリのアクセスドメインではないので、任意になります。また、自分が所有するドメインでも構いません。

Gluegent GateのSAMLサービス設定

Gluegent Gateの管理画面に戻り、「シングルサインオン」から「SAMLサービスプロバイダー」をクリックします。
入力する項目は以下になります:
  • 割り当てるライセンス:利用可能なライセンス
  • サービスID:任意アプリの名前
  • サービス名:任意サービスの名前
  • エンティティID:「urn:amazon:cognito:sp:<プールID>」
  • Assertion Consumer Service:https://<設定したドメイン名>/saml2/idpresponse
    • https://example-app.auth.ap-northeast-1.amazoncognito.com/saml2/idpresponse
  • アクセス先URL:設定したコールバックURL

設定ができたら「正常に保存されました」と表示されます。

最後にロードバランサーのHTTPSリスナールールに認証アクションを追加します。
アクションの追加ボタンに「認証」を選択し、作成したCognito ユーザープールとアプリクライアントを選択します。

動作確認

これで設定完了します。ブラウザでアプリをアクセスしてみると、Gluegent Gateのログイン画面が表示されます。
https://example-app-lb-xxxxxxxxx.ap-northeast-1.elb.amazonaws.com/
または(ドメインのDNS設定を完了した場合)
https://my-app.my-domain.com/
ログインを完了したら、問題なくアプリのページが表示されます。

まとめ

いかがでしょうか。このように、CognitoのユーザープールとGluegent GateのSAMLサービスプロバイダー機能を上手く活かしてAWS EC2上のアプリに認証を連携することができます。また、ロードバランサーのターゲットになるものであればなんでも連携できるものなので、Dockerでさえ起動できれば簡単に認証を設定できるようになります。

ジャレド・ウォレス

2020年7月22日水曜日

よく使う申請書は「お気に入り」化でスマートに申請しちゃいましょう

弊社でご提供しているクラウド型ワークフローサービス「Gluegent Flow」は、業務で使用する各種申請書を電子化したい、クラウド化したいというお客様のお声から誕生し、これまで様々なお客様にご利用いただいています。
さて、業務で使用する各種申請書はどれくらいあるでしょうか?
改めて数えてみると結構あるもので、あるお客様ではGluegent Flow導入を機に全社で洗い出してみると100〜200もの大小様々な申請書があったそうです。
最初は、全部の申請書をGluegent Flowに置き換えることは無理だろうとおっしゃられていましたが、最終的には全てがGluegent Flowに置き換えられたそうで、大変喜ばれておりました。このようにGluegent Flowはいろいろな種類の申請書のクラウド化を実現できます。

◯たくさんモデルがあると探すのが大変!

お客様が業務で使われている申請書をGluegent Flowでは「モデル」として作成いただいています。

たくさんのモデルがあると、申請する側は大変ですので、利用シーンに合わせて「カテゴリ」を作成いただきます。

「カテゴリがたくさんあって大変」という場合や「どのカテゴリだったっけ?忘れちゃったな・・・」ということがあるかもしれません。そんな時は、作成画面で検索欄をご利用ください。モデル名のキーワードを入力すると、対象のモデルが表示されます。

◯よく使うモデルはお気に入り登録

氏名や家族の変更といった申請は、そう滅多に使いませんが、例えば「休暇申請」「週報」のように、日常的によく使うモデルは、毎回カテゴリを選んだり検索するのは大変です。そういったよく使うモデルは「お気に入り」に登録しておきましょう。
作成画面の各モデルの右側に☆印が表示されています。これが「お気に入り」のアイコンです。
よく使うモデルの「☆」をクリックするだけで、お気に入りに追加されます。

お気に入りに追加するとカテゴリの一番トップに「★お気に入り」が表示され、「☆」をクリックされたモデルだけが表示されます。

◯使わなくなったらお気に入り解除

お気に入りのモデルの管理は簡単です。一覧で☆をクリックすれば、「★お気に入り」に追加され、「★」をクリックすると「★お気に入り」から削除されます。この設定は各ユーザー単位ですので、「最近良く使うなぁ」と思ったらお気に入りに追加し、「もう使わないなぁ」と思ったらお気に入りから削除するという風にお気軽にご利用ください。

もし、たくさんのモデルを作成されていて、「モデルが見つけられなくて困っている」「申請するまでの手順が多い」とお困りのお客様はぜひ「★お気に入り」をご活用ください。
(SUTO) 
 

2020年7月15日水曜日

【早わかり】Gluegent Flowの13の特徴! ワークフローの悩み全部解決!?

テレワークがどんどんと浸透しつつある昨今、稟議や経費精算などはどのように運用していますか。まだ、紙ベース運用していますか。ワークフローシステムは導入済みでも、こんな課題を抱えていませんか。


こんな悩み/課題抱えていませんか?

  • 紙運用のため承認に時間がかかる
  • 既存のワークフローに不満
  • オンプレのため外から使えない
  • モバイルで使いづらい
  • 承認ルートが自由に変えられない
  • ユーザーのアカウント作成管理が手間
  • 作成難易度が高く浸透しない
  • 一から作るのに時間がかかる
  • 乗り換えを検討しているが初期費用が高い
  • セキュリティーが不安
  • ハンコや印影がない
  • アーカイブ機能がない
  • 全社導入のワークフローから漏れた帳票、申請を電子化できていない
  • 部署単位、部門単位で自由に使えるワークフローがない
  • etc…
安心してください 上記で1つでもお悩みの事項がございましたら、Gluegent Flow で解決できます! サービスのポイントを5分で把握できるように特徴をご紹介をします。

特徴1

クラウドサービスのため承認時間が短縮
スマホでもPCでもタブレットでもどこからでもアクセスし申請、承認、決裁ができます。オンプレサービスの様に利用場所の制約がないため承認までの時間が一気に短縮されます。



特徴2

スマホでも申請書の作成、確認、承認が簡単

スマホに最適化されているため出張先や歩いている最中にも申請承認が行えます。




特徴3

承認ルートの設定が柔軟

下記のような設定が自由に行えます。
  • 特定の担当者を指定する
  • 課長、部長などの肩書きによって担当者を指定する
  • 申請者によって指定させる

特徴4

配置するボタンの名称を自由に変えられる

申請、承認、決裁、却下、差し戻しなどの一般的な名称だけでなく、例えば、回覧申請、共有確認、承諾、チェック依頼、社内確認など自由に名称が変えられます。名称だけでなくボタンとしての機能も複数の中から選択できます。

特徴5

ID、パスワード管理がいらない

Gluegent Flowなら、いちいちユーザー向けにID、PWを発行する必要はありません。G SuiteやOffice365をお使いのユーザーに権限を付与するだけで使えます。そのため、パスワード忘れによる再発行の業務から開放されます。

特徴6

テンプレートが豊富!

決裁稟議申請、交通費精算などなど61ものテンプレートをコピーしてすぐに使えます。

氏名変更届
住所変更届
結婚届
退職届
死亡退職届
通勤災害届
出生届
新入社員登録申請
資格試験受験申請
資格取得申請
各種証明書申請
セミナー・研修参加申請
寮・社宅入居申請
寮・社宅退去申請
休日出勤申請
休暇・欠勤届
出張申請
給与振込口座変更申請
給与振込口座申請
扶養家族変更届
遅刻・早退届
休職届
復職届
時間外勤務申請
特別休暇届
産前産後休暇
育児・介護短時間勤務申請
ユーザ登録申請
ユーザ削除申請
IPアドレス取得申請
外部からの接続申請
メールアドレス登録・変更・削除申請
情報機器等社外持ち出し申請
私有端末利用申請
新規ソフトウェア・ハードウェア購入申請
通勤定期代申請
交通費精算
交際費申請
仮払申請
インフルエンザ予防接種申請
慶弔給付金申請
押印申請
稟議書
採用稟議書
リモートワーク申請
個人情報新規取得申請
休日入館申請
名刺発注申請
イベント企画書
人間ドック利用申請
健康診断受診届
会議室利用申請
物品購入申請
資産紛失届
障害発生報告書
始末書
弔事報告書
事故報告書
業務日報
週報
月報

特徴7

申請モデルが1分で作成できる

既存のテンプレートを使えば、最速1分で申請書が作れます。

特徴8

アーカイブ機能で監査向けに対応

無料のアーカイブオプションをお申し込み頂ければ、一括で全ての申請データを取り出すことができます。ご興味のある方は、当社営業まで。

特徴9

ハンコや印影に対応

指定のハンコの形式になりますが、実際のハンコのように押捺を実現することができます。詳しくは、ブログの「クラウドのワークフローでもハンコ押せます」をご覧ください。



特徴10

初期費用0円
業界でも珍しく、初期費用が無料です!他社では初期費用だけで、10万円や20万円がかかりますが、Gluegent Flowでは一切かかりません。

特徴11

セキュリティーがしっかりしている

クラウド型ワークフローとしては国内で最初にISMSクラウドセキュリティ認証を取得しております。

グルージェント:クラウドセキュリティの国際規格 「ISO27017」 認証を取得

特徴12

部門導入にも対応


Office365やGSuiteの管理権限がなくても使えるGluegent Flow Plusを先日リリースしました。それにより、本部の情報システム部門にお伺いを立てなくても、支店だけや特定の事業部だけの導入が可能です。タスク管理や申請系などを特定の部門で管理することができるようになります。

特徴13

多くの上場企業様にて活用
Gluegent Flowは多くの上場されている企業様や、これから上場準備中の企業様にお使いいただいております。詳しくは、こちらにて利用事例などをご確認ください。

いかがでしたでしょうか。もし上記に少しでも興味を持ってもらえましたら気軽にお問い合わせください。


 Gluegent Flow

2020年7月8日水曜日

今直ぐ出来る!そのワークフローをプチ改善講座〜第一回:”脱”メール時代のメッセージング・アップデート

メールによるコミュニケーションの現状

1990年代中盤以降、インターネットと共に電子メールが普及して四半世紀になろうかという昨今、個人ではLINEの様なメッセージングアプリケーションにその役目を取って変わられつつありますが、企業を含むビジネスユースでは未だメールがコミュニケーションの中核なのではないでしょうか。


 特に対外的なやり取り、商談におけるアポイントや見積書・提案書・商品カタログや契約書の草案といった資料を添付しての提示はどの組織においても頻繁に行われているメールの主たる利用手段かと思われます。    近年においてはこうしたメールによるコミュニケーション流量の増大に伴い、クラウドサービスのメールボックスの容量も数十GBから容量無制限へアップグレードして来た経緯はそんな市場の要請に応えたからであり、主に移動体通信の急激な変化と共にあったこの10年程の流れでした。




こうした一昔前からするとある種の贅沢なリソース下では「お客様との大事なメールを見落とした。」あるいは「社内の通達事項の通知に気付かなかった。」といった事案が筆者の社内やグループのみならず、弊社のお客様においても度々、聞かれるお話です。


 現代においてビジネスユースのメールボックスは既に取捨選択するには大量な配信で溢れ、コミュニケーション・ロスによる業務上のエラーの要因となり得ます。よって多くの企業では過度なメールへの集中・依存を見直す動きが見受けらるのではないでしょうか。 





組織内メッセージングサービスの台頭

その中でも社内におけるコミュニケーションは脱メールの流れに乗って、IT系企業ではSlack、また他の業種においてもMicrosoft TeamsやGoogle Chat, LINE WORKS, etc... といったチャットであったりクローズドなSNSなメッセージングサービスの利用が盛んになりつつあります。  対外的な連絡手段としては普遍的なインターネットメールが残るものの、形式的あるいは体裁を整えたり、肩肘を張るようなものではない内部的なコミュケーションは別のサービスへ置換されていると云えます。(昔話で時代は巡る...ですが、かって企業内LANでの社内メールなる文化を思い起こされる諸氏も多いかと思われます。)


社内メール≠通知手段

 こうした変化の中、組織内部で提供されているアプリケーションやサービスにおいてもユーザーへの処理依頼や通知手段が相変わらずメールということでは、そもそもの”気付かない”、”見落としてしまう”といったコミュニケーション・ロスによる意思決定のボトルネックが置き去りになったままとなります。  その一例として本稿では弊社サービスGluegent Flowを用いて、ワークフロー・アプリケーションでの通知手段のアップデートについて触れていきたいと思います。



 上記の図は実際の現場でのフローから簡略化しておりますが、ある企業で新たに従業員の方が入社し、システムを利用する際の申請となります。起案部署から承認、総務部門で決裁、情報システム部門で作業後に社内システムの利用通知を送信するといった内容となります。


 ここで申請から承認、決裁の処理単位でメールによる通知を単一のツール配信に機械的に置き換えればよいかというとそうではありません。

 これまで一律的にシステムからの配信はメールで行っていたとして、新しい通知手段は一律同一サービスとは限らないからです。

 改めて申請内容の用途や決裁経路上の各部門にて有効なコミュニケーション手段が何であるかを調査しておく必要があるのではないでしょうか。

 例えば...

・「営業部門ではアドホックなコミュニケーションが多いため、LINE WORKSを部門利用・普及している。」
・「総務部門ではMicrosoft 365導入以降、ライセンスコストが追加で発生しないためMicrosoft Teamsを利用している。」
・「情報システム部門ではプロジェクトベースの業務が多いため、自然発生的にSlackでの連絡が常態化している。」

通知手段のマルチチャンネル化

 脱メールの流れの功罪ではありますが、こうした企業内部においてのコミュニケーション手段の局所最適化が既に始まり、文化として根付きつつあるのがここ最近での筆者が提案の際に頻繁に眼にするお客様現場での事象となります。

 従って、決裁経路上の各経路への通知・伝達手段として有効なサービスが複数発生する前提でアップデートを行うケースが発生するでしょう。以下の図を例とします。


この図では起案の際にLINE WORKSで承認依頼、次の部門の承認ではMicrosoft Teams、決裁ではSlackと通知手段が異なります。

簡易・手軽にマルチチャンネル化

 こうした経路設定が複雑になりそうな例ですが、以前の弊社ブログでもご案内した通り、Gluegent FlowではUI上の簡易な設定だけでLINE WORKSおよびSlackへの通知を行うことが出来ます。

 またMicrosoft Teamsはチャネルへの通知にメールが利用可能なので、Gluegent Flowからは処理時のメール配信先をチャネルのメールアドレスとすることで実現が可能です。

LINE WORKSの設定例

Slackでの設定例

Microsoft Teamsへの配信


組織内コミュニケーションの今様とまとめ

いかがだったでしょうか。手前味噌且つ、いささか極端な例ではありますが、脱メールの流れはトップダウンというより部門毎に草の根的に発生したり、文化・慣習として根付くケースが散見されます。

 今は必ずしも統一的なサービスだけで組織内コミュニケーションが事足りるわけではない過渡期であることから、こうしたことを想定しておく必要があるかと考えられます。
※実際に筆者の所属する組織体においても複数のメッセージングサービス、クローズドなSNSを部署・用途により使い分けております。

 本稿においては企業内アプリケーション・サービスの通知手段が部分最適化・局所化されつつある現状を踏まえて、現行の運用のアップデートの際に効果的なコミュニケーションサービスが何であるか今一度、実態を再考察して頂きたい主旨で記載させて頂きました。

 次回以降ではアップデートを踏まえ、サイクリックな運用の改善に寄与する効果測定やTipsといった内容をご案内させて頂ければと思います。
(佐)

 Gluegent Flow